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歯と歯の間のそうじについて

2015年11月15日 カテゴリ:歯科コラム, 予防歯科


こんにちは、練馬区吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院です。

 

糸ようじを使って掃除をしたら、

歯の間から臭いものが出てきた、

これって虫歯じゃないですか? とのことで、

来院される患者様がいらっしゃいます。

 

確かに虫歯となっている場合もあります。

 

しかし今回取り上げてみたいのは虫歯になっていない場合です。

臭いものが出てきた箇所、気になっている箇所に虫歯はない、

レントゲン撮影で調べても悪いものが何も見当たらない、

それでも歯の間から臭いものが出てくることがあります。

 

これは一体なんでしょうか???

 

常日頃、歯の間を綺麗にして、

歯の間が綺麗になっている状態を感覚的に知っていなければ、

歯の間がみがけていなくても特に気持ち悪くも不快でもありません。

歯の間の汚れをみがき残していることが感覚的に当たり前になっており、

歯磨き粉をつけてガシガシみがいて、

ああ、スッキリした、と本人が感じているにも関わらず、

歯の間がからっきしみがけていないことは非常に多いのです。

 

そして同じ歯の間に、同じ汚れが、三日も停滞していれば、

その汚れは当初にはなかった臭いを発し始めます。

これが口臭の一部になっているわけですが、

残念ながら口臭は自分ではわかりにくいわけです・・・。

 

しかしながら、糸ようじなどでその臭いを放った汚れが搔き出されてくると、

『あ、臭いものが出てきた』 とわかります。

口臭の一部がうまく搔き出されてくれたと、

自分でわかるのです。

 

この感覚が身につくと、出掛ける前に必ず歯の間を掃除したくなります。

出掛ける前に歯ブラシをしない人はなかなかいないと思いますが、

出掛ける前にしっかりと歯の間を掃除する人は少ないのではないでしょうか?

口臭はやはり抑えてから出掛けたいものですよね。

 

しかもこの感覚は口臭を抑えるだけに留まらず、

汚れを搔き出しているわけですから、

虫歯、歯周病の効果的な予防にもなってしまいます。

五年後、十年後の歯を臭くもなく健康に保つべく、

この感覚の体得を日々診療しながら患者様方に推奨しております。

 

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吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院
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住所:東京都練馬区関町南2-20-8
診療時間:9:00~13:00 14:30~18:30(土曜・日曜・祝日も診療)
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