むし歯予防・義歯について

むし歯・歯周病予防

お口の中に汚れが残留することで起こる「むし歯」や「歯周病」は、
次の3つのことを行なうことで、予防することができます。

食事で付着した汚れをきちんと取る

歯と歯が接しているところ、歯と歯茎の間は、歯ブラシが届きにくく、食事で付着した汚れが残ってしまいがちです。そこで歯ブラシだけではなく、デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを毎日の歯磨きに併用することで、上記のような場所に残ってしまった汚れや食べかすをきちんと取り除くことができるようになります。

当院では、デンタルフロスと歯間ブラシの正しい使用方法についての指導を
行なっています。お気軽にご相談ください。

不適切な被せ物や歯ブラシが届きにくい親知らずを除去する

歯ブラシやデンタルフロスなどを使ったケアが行き届くようにするためには、不適切な被せ物や歯ブラシが届きにくい親知らずを除去する必要があります。余分なものを無くすことによって、ご自身のケアがすみずみまでゆき届くお口の中にしましょう。

当院では、親知らずの抜歯も行なっています。お気軽にご相談ください。

治療終了後は、定期検診でお口の中の状態をこまめにチェックする

歯科医院で定期的に検診を受けて、お口の中の状態をこまめにチェックすることが大切です。
また3〜6ヶ月に一度、スケーリング(歯石除去)や、PMTC(歯科医院で行なう専門的な歯の清掃)を行なうと良いでしょう。

むし歯治療の土台について - 歯の健康を保つために

むし歯が大きく神経の処置をした歯には、内部に土台を詰めて、上から被せ物をする必要があります。しかしどんなにきれいな被せ物をしても、中に詰めた土台が腐食してしまうと、再びむし歯になってしまいます。しかしすでに神経がないために自覚症状がなく、そのまま内部で腐食が進行し処置が遅れると、抜歯になる危険があります。
そこで当院では、材料に金を使った土台の治療を推奨しています(自由診療)。
金には保険診療と比較して、下記のようなメリットがあります―

・治療後の金の収縮がほとんどないため、 歯と金の間に隙間ができにくい
・隙間ができにくい(保険の土台と比べ1/30)ので、ほとんど酸素が残らない
・歯の内部に酸素が残らないため、腐食が起こりにくい
・酸素が残らない=錆びない。錆びが隣接する歯に影響を与える心配がない。
・保険の土台と比べて、歯ぐきが黒くならない

保険の土台と比べて腐食が起こりにくく、見た目も美しくなります。

義歯(入れ歯)をより快適にお使いいただくために

歯を失ってしまった場合、義歯(入れ歯)によって本来あった歯の機能を補うことができます。

磁性アタッチメント

当院では、義歯となっても毎日の生活をより快適にお過ごしいただくことができるように、磁性アタッチメント(磁石)を採用した義歯をお勧めしています(自由診療)。

磁性アタッチメント義歯には、下記の3つの特長が
あります。

特長1
磁石でくっついているので、バネ固定の義歯(保険診療)のようなぐらつきや
擦れがない。
特長2
保険診療の義歯に見られるバネがないので、見た目がきれい。
特長3
適度な磁力の強度により、取り外しは簡単でも、食事の時には外れにくい。