患者様の口腔内からとりました型にむかって、
トロっと溶かした透明のプレートを流しこみ、
完成するのがマウスピースでございます。
このマウスピースは、
顎関節症、歯ぎしり治療に用いられます。
就寝時の歯軋りが、
顎関節に異常をきたします
就寝時の歯ぎしりにより、食いしばる力は、
起きているときに思いっきり噛んだ力の、何倍にもおよびます。
超過大な力で食いしばると、顎関節が、その後ろにある骨に衝突し、
傷つけられ、動きが制限されたり、痛みが出たり、
カクカク、ジャリジャリ、パキパキ、と雑音が鳴ったり、
口が開きにくい、まっすぐ開かない、などの種々の症状を引き起こします。
就寝時にマウスピースを使用することにより、
顎関節への圧力が緩和され、改善がみられるようになります。
歯ぎしりは、
実は、おそろしい病気なのです
歯ぎしりによって引き起こされる症状は、多岐にわたります。
歯の周囲に炎症が起きて、
虫歯がないのに歯がしみたり、噛むと痛かったり、
痛みはないけれども弱っていた歯の根を、
ある日、ボキっと折ってしまったり、
磨耗して、歯が短くなってしまったり、
歯の根元が削れ、歯ブラシで痛かったり、しみて痛かったり、
つめものやかぶせものがしょっちゅうとれてしまったりと、
色んな不快症状が起きうるわけです。
これらもやはり顎関節症と同様、
超過大な力による食いしばりによっておきるので、
マウスピースの使用で、改善がみられるようになります。
歯がしみると虫歯ではないか? と来院される方が多いですが、
虫歯がなく、おきている知覚過敏が、
マウスピースの使用によって消えることは、
決して、めずらしいことではありません。
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激しいスポーツをされる方にも、
有効です
野球、ゴルフ、テニス、格闘技、などなど、
打球を飛ばす、投げる、その他、なんらかのインパクトの瞬間に、
人は食いしばります。
スポーツに自信のある方、運動神経の優れた方は、
鈍い人よりも、
食いしばりもうまく、歯に異常をきたしやすい、
と、おぼえていただいていたほうが、無難かと思われます。
また、音楽的に一般的レベルを超えて優れた方も、
食いしばりで歯が削れている傾向にあります。
総じて、人の心を揺り動かすような、なんらかの一芸に秀でた方は、
その才能が、歯を壊していると推察されることがありますので、
歯ぎしりによって引き起こされる症状と同じものを防ぐべく、
マウスピースの使用を推奨しております。
それでは、最後に院内BGMを一曲ご紹介いたします。
セリーヌ・ディオンの歌声は、とてもパワフルですからね・・・、
『すごい歌声ですよね』 と、
患者様から、お話をふっていただくことも多々あります
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吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院
電話番号:03-6904-8217
住所:東京都練馬区関町南2-20-8
診療時間:9:00~13:00 14:30~18:30(土曜・日曜・祝日も診療)
休診日:月曜・金曜
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