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8020運動を達成するために必要なたった2つのこと

2016年4月5日 カテゴリ:歯科コラム, 予防歯科


8020運動とは

8020運動とは、

80歳で20本以上の歯を残し、

お口の中からも健康維持をはかっていきましょう、と、

厚生省や日本歯科医師会が推進している運動です。

 

なぜ20本以上なのか?

満足な食事が可能か否か、

それは20本以上の歯が、

かみあっているか否か、

を指標としているからです。

 

また、残っている歯が20本以上の方は、

20本未満の方と比較して、

認知症や転倒のリスクが低くなる、

という研究結果もあります。

 

8020運動を達成するために

80歳で20本の歯を残すために必要なことが2つあります。

 

第一に、

デンタルフロスの使用を習慣化させる

虫歯や歯周病の原因である、歯の付着した汚れ、

これは歯ブラシだけ丹念におこなっていても、

絶対的に除去しきれるものではありません。

歯ブラシでみがけない箇所をみがき、

汚れの除去率を飛躍させる為にデンタルフロスの使用が必要なのです。

 

しかしながら、このデンタルフロスの使用習慣化とは、

なかなかにむずかしいものなのであります。

ブリッジが入っているなどして、

フロスの使用が適さない箇所もありえますし、

どうか、かかりつけの歯科医をもち、

適切な指導を受け、

デンタルフロスの使用を習慣化させてもらいたいものです。

 

第二に、

たまに歯医者に行く

たまに歯医者に行っていれば、

気付かないうちに、

重度の虫歯や歯周病が進行していた、ということも絶対になくなります。

また、たまに歯医者に通い、特に悪いところが見つからなかったとしても、

歯周病の原因である歯石を、キレイサッパリ除去してもらえます。

『たまに』と言いましたが、その時間的間隔が三ヶ月なのか、半年なのか、

それはかかりつけ歯科医と相談して決めるのが良いでしょう。

 

こういった話をさせていただきますと、

『え?先生もそれやってるんですか?!』

と驚かれることがありますが、

わたしもひそかに8020達成をねらっておりますので、

もちろんのこと、デンタルフロスを毎日使用し、

たまに歯医者に行って、歯石をとってもらっています

 

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吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院
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