平成28年 熊本地震がおきてしまったことで、
被災した際に注意するべきエコノミー症候群などと併せて、
誤嚥性肺炎についても、最近よく報道されているので、
本日はコチラについてふれてみたいと思います。
誤嚥性肺炎とは
誤嚥性肺炎とは、
口腔内の細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎です。
高齢者の肺炎の、
70%以上が、
誤嚥 (唾液や食物、胃液などが気管に入ってしまうこと)
に関係していると言われています。
阪神・淡路大震災では、
震災関連死の、
死因の最多は肺炎だった
阪神・淡路大震災では、
震災関連死922人の81.3%が、
65 歳以上の高齢者であり、
死因の最多は肺炎だったそうです。
口腔のケアが十分でないと、
肺炎のリスクが高まります
苦しい避難生活を強いられ、
水も歯ブラシもなく、
お口のおそうじが十分にできていないと、
誤嚥性肺炎のリスクが高まります。
避難所の苦しい環境、
脱水、ストレスによる免疫低下など、
他にも要因がありますが、
震災時の高齢者の肺炎は、
6~8割程度が誤嚥性肺炎ではないかと推察されているとのことです。
口腔ケアは、
肺炎のみならず感染症の予防にも、
効果的ですので、
是非とも取り組んでいただきたいと思います。
次回は、
水や歯ブラシのない非常時における、
口腔ケアの方法について、
お伝えしようと考えております。
※その次回の記事はコチラ↓になります
https://www.yanagidashika.com/blog/post/1923
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吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院
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