副鼻腔炎、上顎洞炎が起き、
耳鼻科を受診してはみたものの、
歯が原因である上顎洞炎(歯性上顎洞炎)であるとの指摘を受け、
耳鼻科ではなく歯科で治療を進めることがあります。
こんな事例があると踏まえていただいた上で、
本日ご報告したい事例は・・・、
前述の副鼻腔炎(上顎洞炎)が、
耳鼻科では『歯が原因である』と指摘され、
歯科では『歯が原因ではない』と指摘された、
というものです。
この指摘を受けた患者様は、
とにかく歯が尋常じゃなくしみる、
もう何ヶ月もその痛みを我慢している、
ここ最近は一日三回痛み止めを飲んでいる、
が、それは時間が経てば治ると歯科で言われた、
いやしかし、もう耐えられないと、と当院を受診されました。
どう診ても勝手に治る歯痛には見えなかったので、
治療をし、歯の痛みを除去したところ、
その後の耳鼻科の受診で、
副鼻腔炎(上顎洞炎)が治ったことも確認されたとのことでした。
いつもお世話になっております、
近隣の耳鼻科の先生にご意見をうかがったところ、
通常多く見受けられる鼻の異常所見が見受けられない際に、
歯が原因の上顎洞炎を疑うのだそうです。
耳鼻科の先生が歯科の受診を推奨され、
歯科を受診して問題がないとされた際は、
他の歯科も受診して、
セカンドオピニオンを聞いてみる必要がありますね。
歯性上顎洞炎を放置すると、
とんでもない歯痛のみならず頭痛に悩まされることもあります。
医科で診てもらっても問題がないとされたが、
正体不明の強烈な頭痛に悩まされることがある方が、
歯科を受診することでその頭痛から解放される、
という事例も、決して珍しくはないわけです。
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吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院
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