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うまくなじんでいる入れ歯におしよせる恐怖 –その②–

2016年6月1日 カテゴリ:歯科コラム, 義歯


うまくなじんでいる入れ歯におしよせる恐怖、

その①を前回お伝えしましたが、

 

うまくなじんでいる入れ歯におしよせる恐怖 –その①–

 

本日は、その②、

”入れ歯をなくしてしまうこと” に焦点をしぼり、

ブログを更新いたします

 

入れ歯をなくしてしまうと、

お使いの入れ歯の歯数によっては、

まったく噛めなくなってしまいます。

食事ができなければ困りますよね。

 

しかしながら、入れ歯というものは、

来院いただいたその瞬間に、

さあ、製作完了しました、どうぞ使ってください、というわけにはいかず、

何度か通っていただかないと、

どうしても、元どおり噛めるようにはなりません。

 

なくさないよう十分注意していただくとともに、

2つほど、

入れ歯をなくさないための注意について、

お伝えさせていただきます。

 

 

1.ティッシュにくるまない

 

 

入れ歯の専用ケースを、お持ちでない方は、

入れ歯をはずすと、どうもティッシュにくるみがちです。

 

ティッシュにくるむと、

なかに入れ歯が入っているとわかりにくく、

ゴミと間違われて家族に捨てられてしまう、

そんなことも、よくある事故なのであります。

 

お持ちでない方は、

どうか、入れ歯の専用ケースを用意していただき、

入れ歯をはずしたときは、

ティッシュにくるまないようにしていただきたいのです。

 

 

2.入れ歯をつけたまま就寝する

 

 

無理は禁物ですが、特にうっとうしくなければ、

入れ歯はつけて寝たほうがよいのです。

 

寝ているときに、

人間は食いしばったり、歯軋りをすることがありますが、

無意識にでも、少ない歯の本数であごの力を受け止めると、

通常よりもご自身の歯が負担する力が増えますので、

つめものがとれてしまったり、磨耗してしまったり、

顎関節を痛めたりと、様々なトラブルが生じ得ます。

 

ご自身の歯を、

顎関節を、

守ってくれるマウスピースの役割を果たしますので、

入れ歯は、つけたまま寝たほうがよいのです。

 

また、寝ているときに入れ歯をつけていると、

深夜におきてしまった、

まさかの災害時に、そのまま逃げても、

入れ歯をなくさないという利点があります。

 

大きな災害、

大震災などで、入れ歯をなくしてしまうと、

非常事態により、かかりつけの歯科医院に通えず、

長期間、満足に食事ができない事態も考えられます。

 

口腔内が原因で起きる災害関連死となると、

歯ブラシや水の欠如で、十分に口腔内の清掃ができず、

誤嚥性肺炎を発症し、死にいたることが考えられ、

テレビなどでの報道では、

エコノミー症候群などとあわせて、

誤嚥性肺炎がよく伝えられていますが、

 

お口の中をきれいに保つことは肺炎の予防につながります

 

直接、死とかかわらなくとも、

災害時に起きやすい口腔内の危機として、

入れ歯がない、噛めない、

歯医者がやっていなくて新しく作れもしない、

という悲惨な状況も起こり得るのです。

 

まさかの事態に備えて、入れ歯をつけて寝るのは、

そういった意味でも有意義とされています。

 

以上、うまくなじんでいる入れ歯におしよせる恐怖

その①とその②、

入れ歯をお使いの方々に、

参考にしていただけますと、幸いでございます。

 

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吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院
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