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自覚症状なく進行する口腔内の病気について

2016年5月8日 カテゴリ:歯科コラム, 予防歯科, 歯周病


『電動歯ブラシで歯をみがいていると違和感がある』

とのことで来院された患者様がいらっしゃいました。

 

問題の歯を診査してみますと、

歯がグラグラ動いており、

レントゲン写真では内部が虫歯だらけ、

抜歯寸前のような状況でした。

 

歯が抜歯寸前の壊滅的な状況であるにもかかわらず、

痛みもなく、

患者様もそれほどまでは困っていない、

こんなことは、口腔内においてはよくあることです。

 

こんな場合を引き起こしやすいものは、

過去に神経をとった歯と、歯周病、が挙げられます。

 

神経のない歯

 

神経のない歯は、内部で虫歯が進んでも痛くありません。

虫歯が進み過ぎて歯が割れたり、

歯の先端の穴からばい菌が出てくるなりして、

歯の外側にまで炎症が波及しなければ痛くないのです。

 

痛くなければ歯医者に行こうなんて、多くの方は思いませんよね。

 

歯周病

 

また歯周病は、

軽度なうちは、症状があっても、

歯肉から出血する、口がネバネバする、口臭が気になる、など、

まぁ、その程度であり、痛くはありません。

もう末期です、グラグラです、ブランブランです、抜歯寸前です、

というところまで進行しなければ、痛くもなんともないのです。

 

痛くなければ歯医者に行こうだなんて、ハハ、多くの方は思いませんよね。

 

自覚症状なく進行する

 

自覚症状なく進行するなんて反則ですよね。

でもそんな反則が口腔内ではよく起きてしまうのでおそろしいのです。

 

神経のない歯、歯周病、

両者を比較するとよりおそろしいのは歯周病です。

 

神経のない歯の内部で進む虫歯は基本は歯単体で進行しますが、

歯周病は全顎的に進行するので、

歯周病により、どこかの歯が揺れ始めたら、

周囲の歯、いやいや、

お口の中のすべての歯が、歯周病予備軍なのです。

 

予防が最大の治療です

 

たまに歯石をとりに歯医者に行っておいたほうがいい、

歯ブラシ以外の清掃道具も用いて歯の間を掃除したほうがいいと、

歯医者が口をすっぱくして言って言って言い続けるのは、

こうした自覚症状なく進行する病気を未然に防ぐためでもあるのです。

 

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吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院
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