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被災避難時における口腔ケアの方法について

2016年4月22日 カテゴリ:歯科コラム, 予防歯科


前回は、震災関連死を引き起こすエコノミー症候群と併せて、

最近よく報道されている “誤嚥性肺炎” を取り上げ、

口腔内をきれいに保つようケアすることが、

その肺炎予防につながることをお伝えしました。

 

お口の中をきれいに保つことは肺炎の予防につながります

 

そこで本日は、水や歯ブラシがない、

非常時災害時に、肺炎予防もかねて、

どう口腔内をケアしたらよいのか、

その方法についてお伝えしようかと思います。

 

ガーゼやティッシュで口腔内を拭く

 

歯ブラシはないが、清潔なガーゼやティッシュはあるという場合、

それらで歯や歯ぐき、

舌、または義歯を拭い、

汚れを除去するのが、効果的です。

 

食物繊維の多い

リンゴなどを最後に食べる

 

食後の食物繊維摂取により、

ある程度は汚れの除去が、期待できます。

 

少量の水かお茶で

回数分けて口をすすぐ

 

歯ブラシはないけれども、水かお茶はある場合、

口いっぱいに含んで一回で終えるのではなく、

少量で何度かに分け、唇を閉じ、強くすすぐ、

それだけでも汚れの除去に効果的です。

 

去年、足の骨を折って入院した際、

歯ブラシを病院に持っていくのを忘れ、

この方法で数日しのいだことがありますが、

汚れがとれない感じがして、どうも気持ち悪さが残りました。

それでも、やらないよりはマシなのです。

 

また病院でフロスなんぞを使っていると、

『みんなやらないのに歯医者さんはそこまでやるんですね』

といったニュアンスのことを何度も看護婦さんから言われました。

避難所生活ではフロスを使わない人の方が多く、

使っていると、かるぅ~く潔癖症扱いされるかも知れませんが、

フロスは口腔内を清潔に保つのにとても効果的です。

やっている人を特別視しないで、フロスがあるなら、

みんなやったらいいと、わたくしは思います。

 

唾液をよく出す

 

唾液には抗菌作用がありますので、

どんどん出してもらうと口腔内が清潔になります。

 

以前、当ブログでは、唾液をよく出す方法として、

唾液腺マッサージや舌体操を取り上げました。

 

唾液の増加は虫歯や口臭予防につながります【サタデープラス】

 

水がない場合は

歯磨き粉なしで歯ブラシしましょう

 

歯磨き粉を水で流せないと、

口腔内の乾燥を招き、

雑菌の繁殖を助長してしまうかも知れません。

水がないときは、歯磨き粉なしで歯ブラシするのが効果的です。

 

以上を参考にしていただきつつ、

防災バッグのなかに、

歯ブラシセットを準備しておくことも、

是非是非、推奨しておきたいことでございます。

 

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