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相手の歯がない歯は相手を求めるようにのびてきます

2016年4月2日 カテゴリ:歯科コラム, 親知らず


 

本日見ていただきたいのは、

このレントゲン写真です。

 

このレントゲン写真から、

なにが読み取れますでしょうか?

 

などと、

歯学部の学生に向けるような問いかけをしてはいけませんね

 

本日、この写真で見ていただきたいのは、右上にある歯です。

 

この歯は上あごの親知らずであり、

下あごには、かみ合う相手となる親知らずがありません。

 

相手の歯がない歯はのびてきます

かみあう相手の歯がないと、

歯はかみあう相手を求めるようにのびてきます。

歯の全長がのびるわけではなく、

歯の全長はそのままに歯ぐきの中から出てくるのです。

 

このレントゲン写真全体を見ながら、

右上の歯を注目すると、

上あごの歯の列よりも、

上あごの親知らずが、下に向かってのびているのがわかります。

 

親知らずがあるべき定位置よりものびてくると、

 

・反対側の歯ぐきにあたり痛みが出る

・反対側の歯におかしな方向から衝突し痛みが出る

・顎関節症の原因となることがある

・前の歯との間に隙間が生じゴミがつまりやすくなる

・ゴミがつまることで口臭が強くなる

・ゴミがつまりやすくなることで前の歯の後ろに虫歯ができる

・つまったゴミが歯石となり歯周病が進行する

 

などの弊害が起き得ます。

 

そこで、レントゲン写真を再度眺めていただきますと、

問題の親知らずの前の歯の後ろに、

なにやら粒?のような、小さな突起のようなものが見えるのですが、

大きな歯石がついていると、あのようにレントゲンにうつってくるのです。

 

親知らずの前の歯は、まだ虫歯になってはいないが、

患者様が自覚していなくとも、すでにゴミがつまりやすくなっている、

前の歯に器具をあてれば歯石が相当ゴロゴロでてくるであろうこと、

などが写真から読み取れまして、

かみあう相手もなく、みがけない場所にある親知らずであることから、

抜いたほうが絶対的に良く、抜くデメリットはなにもないことや、

抜く日程および抜いた後の注意事項など説明させていただきますが、

 

患者様が希望されなければ、当たり前ですが、

どこの歯医者も無理矢理抜いたりなんかしませんので、

親知らずが気になる際は、どうかお気軽に、

お近くの歯科医院で検診を受けていただければと思います

 

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吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院
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