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上あごと下あごでは抜歯後の治癒速度が違います

2016年3月22日 カテゴリ:歯科コラム, 親知らず


問題のある親知らずの抜歯を、

日々、患者様に推奨しておりますが・・・、

わたくし自身は、どうかと申し上げますと、

親知らずを3本抜いております。

 

そのうち2本は、現在も自宅にあります

 

 

こちらは上あごの、わたくしの親知らず2本となります。

もう1本、下あごの親知らずを抜いていますが、

それは、あとかたもなくバラバラにして抜いたので、

画像の2本しか残っておりません

 

上あごの方が

抜きやすいし治りもはやい

一般的に、上あごの親知らずの方が抜きやすい上に、

抜いたあとに治ってくるスピードもはやいのです。

上あごは、下あごと比べて、

歯を支えているあごの骨がやわらかいので、抜きやすいのですが、

あごの骨がやわらかいということは、

その骨を顕微鏡で見ると、多数の穴が開いているということであり、

その穴を流れる血流が豊富、

血流が豊富であると、

かさぶたの形成もはやく、抜いたあとの治癒がはやいのです。

 

上あごの親知らずを抜いたあとの経験談を語らせていただきますと、

わたくしの場合、

どちらか一方を抜いたときは、まったく痛みがなく、

もう一方を抜いたときは、多少鈍痛がありましたが、

特にたいしたことはなく、一週間もすれば不快症状は消えました。

 

下あごの親知らず抜歯は

多少の覚悟が要ります

下あごの親知らず抜歯は、上あごと比較すると、

抜くときも、抜いた後も、倍ぐらいつらい傾向にあります。

歯を支えている骨がかたいので上あごよりも抜きにくい、

血流が上あごよりも少ないので抜歯後の治癒が倍ぐらい遅いです。

また、抜歯後に上あごの親知らず抜歯で起き得ない多くの症状が起き得ます。

口が開かない、顔が腫れる、リンパ節が腫れて首が痛い、など、

必ず治る症状ですが、それらが起きる場合があります。

 

わたくしの体験談を申し上げますと、

抜いた歯の前の歯、数本にまで違和感がおよび、

口が引き攣れたような、口の中が狭くなったような不快症状があり、

顔がパンパンに腫れる、などありましたが、

痛みに関しては、悲惨さを語るほどはありませんでした。

ちょっとだけ痛かった、といったところです。

 

とまあ、外科手術とは言っても、入院を要するものではありませんし、

足にチタンのボルトを埋め込む手術の方が、100倍、

いや、1000倍と言っても過言ではないほど、

術後の高熱、激痛、そしてリハビリもキツかったので、

(過去に大腿骨を骨折して手術を受けた経験があります)

お子さんのいらっしゃる女性の方や、

入院を要する外科手術を経験されたことのある方は、

別段、臆するレベルのものではないかと思われます。

 

こわいことばかり書いてしまいましたが、

多くの場合、

そこまでしても抜く意義が、

親知らずにはあります。

 

口腔内からご自身でみがけない場所をなくし、

歯ぐきの炎症や、周囲の歯の虫歯を防ぐ治療効果、

はたまた噛み合せの改善にまで寄与し、

噛んだ際の不快症状が親知らず抜歯によって消えることもあります。

 

親知らず関連の記事を、

ブログ右上のカテゴリーでまとめていますので、

そこから他の親知らず知識まで深めていただけますと、

これ幸いでございます。

 

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