『サワコの朝』という番組が好きで、
土曜日の朝、診療前に見ています。
この番組の前回のゲストは、
青山学院大学を、
2016年第92回箱根駅伝で2年連続優勝に導き、
彗星のごとく登場したかのように注目されるようになった、
原晋監督でございました。
勝てば官軍、原晋監督は現在、名監督として崇められているわけですが、
選手からの後押し指名がなければ、監督業をクビになっていた、との、
勝てない時代、つらく苦しい時代について、番組内で語った後に、
選手育成のノウハウについても数多く語っておられました。
その中でも、私はこの一言に強い感銘を受けました。
相談のできる人材を育てる
番組内では、サラっと語っておられたんですけど、
これって、
監督先生上司側にも、
かなりのセンスを問われることではないかと感じました。
信頼と尊敬を得られていなければ、
真の相談は得られない
監督先生上司がですね、
・アイツの話はつまらない
・近寄りがたい
・鬱陶しい
と思われていたら、いくら相談の場を設けても、
なにやら軽薄な腹の探りあいが起きるだけなんですよね。
お互いが言葉を選びに選んで、
ああ、もう、この場が衝突なく無難に終ってくれればそれでいい、
という見せかけの相談となってしまうわけです。
指導者の9割が陥るといわれる
『今の若者は○○だからダメ』
という思い込み地獄
・今の若者は怒られ慣れていない
・今の若者は根性がたりない
・今の若者は自分のことを話さない
こんな感情を指導がうまくいかない理由と掲げていては、
真の相談は生まれないと思います。
いつの時代も人間は人間であり大差は無い、
そこからスタートして策を練るべきではないでしょうか。
怒る(いかる)ことは動物でもできる
怒る(いかる)ことは動物でもできます。
しかし、慈悲の心を持って他者と接するのは、賢い人間にしかできません。
赦しと慈しみ、キリストに近づくことは、
そのまま真の指導者へと近づくことなのでしょう。
といったようなことを、
原晋監督の話を聞いていて感じた次第なのでございました。
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吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院
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