ブログ

妊娠中にすべき口腔ケア 治療編

2016年3月7日 カテゴリ:歯科コラム, 副院長ブログ, 妊娠と歯科


副院長の柳田彩子です。

『女性の皆様へ伝えたい口腔ケア』のシリーズ第1弾として、『妊娠を望む女性が今すべき口腔ケア』を2回にわたってお伝えしてきました。

 

◆妊娠を望む女性が今すべき口腔ケア 前編◆

http://www.yanagidashika.com/blog/post/980

◆妊娠を望む女性が今すべき口腔ケア 後編◆

http://www.yanagidashika.com/blog/post/1136

 

善は急げ!ですから、女性の皆様、ぜひすぐに行動にうつして下さいね。

 

さて、今回からシリーズ第2弾として『妊娠中にすべき口腔ケア 治療編』をお伝えしていきます。

 

『妊娠を望む女性が今すべき口腔ケア』の中で、
母体、赤ちゃんの両者を守るためにも妊娠前に歯周病、虫歯、親知らずの抜歯を終える。
妊娠中は体調が良い時に歯科検診、PMTCを受ける。
これがベストとお伝えしてきました。

 

しかしこの記事を読んで下さっている方の中には、

・妊婦になってから虫歯に気付いた
・妊娠してから歯茎が腫れて血が出
るようになった
・今まで平気だったのに、妊婦にな
ってから親知らずが痛む
・妊娠に気付かず歯科治療を受けて
しまって心配
・虫歯や歯周病があるのに忙しくて
歯科に行けなかったから、産休中
に歯科治療をしたい

等々と妊娠中の今、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私がそうでした…
妊娠前にやらなきゃと思いながらも忙しいのを理由に放置し、妊娠中に見事に親知らずが腫れました…
え、歯科医師ですよね⁇
お恥ずかしいかぎりです。

 

そんなお困りの妊婦さんに、不安材料になりがちな妊娠中の歯科治療についてご説明していきます。

 

歯科の麻酔は母子に影響ない⁉︎

歯科の麻酔は歯茎に打って使用しますが、その成分は無痛分娩で使われるものと同じです。
しかも、歯科の麻酔は局所麻酔ですから母子ともに影響はありません。

 

歯科のレントゲン撮影は赤ちゃんに影響ない⁉︎

歯科のレントゲン撮影では防護エプロンをつけて行い、お腹にX線(レントゲン)があたる事はありません。ですから、赤ちゃんへの影響はまず心配いりません。
当院では、従来のものと比べて約1/10の線量で撮影できるデジタルレントゲンを導入しておりますので、よりご安心していただけるかと思います。

 

◆歯科用デジタルレントゲンの被ばく量について◆

http://www.yanagidashika.com/blog/post/96

 

妊娠中は薬を飲めない⁉︎

基本的には妊娠中は赤ちゃんへの影響を考え、お薬を出しません。
しかし、どうしても痛みが強く母体にストレスがかかる心配がある時は、産婦人科の先生と連携をとりお薬を出すこともあります。
『妊娠を望む女性が今すべき口腔ケア 後編』の記事でも述べたように、
ロキソニン(痛み止め)は特に注意が必要です。
抗生物質の中には、お子さんの歯を変色させてしまうものもありますから、こちらも気をつけなくてはなりません。

 

妊娠初期は治療できない⁉︎

体調が不安定な妊娠初期、後期は応急処置しか行えません。
安定期と言われる妊娠中期(妊娠5ヶ月〜8ヶ月)かつ体調が良ければ、虫歯や歯周病等の一般的な歯科治療を受けることができます。

 

抜歯はできないって本当⁉︎

妊娠中は基本的に抜歯などの外科処置は行えません
妊娠中は免疫力が低下しやすい、外科処置後に必要なお薬を飲めない、治療時のストレスが母体へ影響しやすい、等とリスクが高いからです。

 

妊娠中、歯科を受診する際にはぜひ母子手帳をご持参 下さい
歯科医院側も妊娠中の健康状態を把握できますし、「妊娠中の歯の状態」のページを記入することもできます。

 

次回は『妊娠中にすべき口腔ケア 自宅ケア編』をお伝えします。

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

吉祥寺の歯医者、柳田歯科医院
電話番号:03-6904-8217
住所:東京都練馬区関町南2-20-8
診療時間:9:00~13:00 14:30~18:30(土曜・日曜・祝日も診療)
休診日:月曜・金曜

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□